リスクオフで東京金は上昇するのか?
しばらく東京金がさっぱり動かなかったので書き込みをしていなかったのですが、今日から再開です。この2週間で、相場の環境は大きく転換しましたね。トランプ政策期待によるリスクオンから、地政学リスクによるリスクオフに傾いてきました。まさか、ここまで北朝鮮問題が深刻化するとは思ってもいませんでした。
それと3月の雇用統計の数字も悪かったですね。その結果、米国10年債の利回りが2.2%台まで低下してきました。全体を見渡してみると、金融市場の地合いが少しづつ悪化してきていることが分かります。
さて、東京金の日足はこんな感じです。
(東京金 日足 4/17 10:20現在)
一応、長く続いていた持ち合いは、上に放たれました。4500円を超えてくる場面もありました。この上昇は、有事の金買いによるものだと思われます。ただ、大きく円高に振れてきたため、東京金の上昇の勢いは弱いですね。
4月8日に4491円で買い建てしたのですが、さっぱり利が乗ってきません、、、
とは言え、地政学リスクが落ち着くまでは買い方優勢の流れは続くと思うので、しばらくは買い目線で金市場を見ていくつもりです。
様子見の一週間
今週も、あっとゆう間に金曜日に。ここのところ、東京金に動く気配が全く感じられないので、一日2~3度程度チャートのチェックをするぐらい。緊張感のない日々が続いています。
60分足は、相変わらず4432円~4468円のレンジの中で推移。ここ数日は、レンジの中心付近をふらふらと揺れ動いているだかなので、ブレークの気配は全くなしでした。
(東京金 60分足 午前10時11分)
ただ、この値幅が収縮した長いもみ合いの後には、大きく相場は動くはず。そこは絶対に逃せませんね。上に行くか下に行くかは分かりませんが、動いた方に乗っかれるように準備しておきます。
今週のトレード戦略
東京金は、3月17日からすっかり動かなくなってしまいました。下は、60分足ですが、4430円から4470円のレンジ内で動いていることが分かります。
(東京金 60分足)
果たして、何をきっかけに動き出すのでしょうか?
上に行くのか、下に行くのか、さっぱり分かりません。
ただ、長い持ち合いの後に一旦動き始めたら大きな動きになることが多いので、ここは気を緩めることなくチャートの監視を続けたいと思います。
日足の方はこんな感じです。
(東京金 日足)
日足チャートをよく見てみると、昨年の大統領選の後、11月から12月下旬まで長い持ち合い相場になっていますが、今はそのときに状況が似ていますね。
今週も、退屈な一週間になるかもしれませんが、動き始めたらすぐに乗れるように準備はしっかりとしておきたいと思います。
長い持ち合いが継続中
東京金は、なかなかレンジを抜けてきませんね。昨日は結局レンジの上限で跳ね返されました。
(東京金 60分足)
昨夜のNY金は8.8ドル安。5日線を割り込み、上昇の勢いに陰りがみえてきました。しかし、為替が円安に振れてきたので、東京金は比較的底堅い値動きになっています。NY金と為替の綱引きで東京金は身動きの取れない状況ということなのでしょうか。
今週は様子見で一週間が終わりそうな感じです。
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東京金は、いまだレンジの中の動きを継続しています。
(東京金 60分足)
昨日から、じわじわと上昇を続けており、現在はレンジ上限の4470円に迫ってきています。今日の注目は、このレンジを上抜くことができるかどうか。
ここを超えてくるとなると25日線をブレークアップしての上昇再開が期待できそうです。